今日は好んで観戦してる「UFC」の話。
先月29日の大会で、二人のスター選手が敗北し試合後に引退表明をした。
元ライト級&ウェルター級の二階級王者「BJペン」と
かつてK-1やPRIDEで活躍した「ミルコ・クロコップ」だ。
BJペンの戦績はさほど特筆するべき物でもないのだが、天才と呼ばれる閃きや
爆発力、そしてその佇まい。俺は好きなファイターだったな。
日本でも試合をしているし観戦したんだろうけど記憶に無いんだよな。
輝きを一際放つのはUFCで王座に君臨する前後辺りだな。
まあ過去にはブラジルで開催される柔術世界選手権でブラジル人以外の初優勝
するなど記録してるから、一部の格闘技ファンは知る人ぞ知る存在だったのであろう。
今回の試合は悪童ニック・ディアスとのノンタイトル戦。
試合序盤こそ超攻撃的展開を見せるが、徐々にディアスの蟻地獄にはまっていく。
いつものペンなら喰らう事のないパンチも面白い様に当たる。
俺には聞こえた「心が折れる」音が。
その後はペンの防戦一方。ボッコボコのヒデー顔!何も出来ずに試合終了のブザー。
喜びに沸くディアス陣営。勝利者インタビューの後、過去の功績を労いペンへのインタビュー。
『近くもう一人子供が産まれるんだ。こんな姿で家に帰る様な生活はもうしたくない。』
事実上の引退宣言だ。まだ30代前半なのに勿体ないぜ!…って俺は思った。
思えばウェルター級ではGSP※ジョルジュ・サンピエールに敗れ王座陥落。
その後ライト級ではフランク・エドガーに敗れ王座陥落。しかも連敗。
それまでは2年近く防衛したが陥落後は輝きを取り戻す事無く精彩を欠いていた。
どんなに無敵のチャンピオンでも、いつかは身を引く時が来る。
ファンとしてはまだまだ辞めないで欲しいが彼らも一人の家庭人として
普通の暮らしを望むのであろう。
かつて大ファンだったパンクラス時代の船木選手。
東京ドームでの大一番でヒクソン・グレイシーに失神KO負けを喫し、帰りの花道で
唐突に引退宣言した様に単なる勢いで言ったのかもね※きっかけはファンの心無いヤジだったらしい。
今なんて普通にプロレスしてんだから!ライガーと佐野とトリオでやってたぞ、つい最近(笑)
球技等のアスリートと違い、選手寿命が短めな格闘技のファイター達。
「最強」の称号を得る為だけに己の魂と肉体を削る。
俺はそんな彼らに最高の敬意を払う。
次回のUFCは重量級のタイトル戦だ!
た~のしみ~♪※超人バロム1の予告ナレーション調で(笑)
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- 2011/11/07(月) 00:45:14|
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