己の肉体に「火」を入れ始めてから今秋で14年になろうとしている。
本日のタイトルを見て直ぐに理解出来た人は所謂「経験者」又は「現役バリバリ」って事だ。
スタートは郊外にあった公民館の中の小さな倉庫。その倉庫のスペースに古びた錆だらけの
プレート、シャフト、ダンベル等のトレーニング器材が置かれていた。
非常勤のトレーナーが常駐し、指導や補助を行っていた。
俺はこの小さな「虎の穴」で2年間みっちり基礎を体に叩き込んだ。
当時の住まいから車で1時間かけてこの場所に通ったのには理由がある。
2人の師匠がいたからだ。
T君とF君。共にそれぞれ豊島区某所に総本部を置く団体の選手。
2通りの教えは刺激となり、俺を覚醒させて行く。
そして通うのが面倒になった俺は(笑)、現在も使用する新しい「虎の穴」に移籍したんだ。
新しい環境は俺を更に覚醒させるべく加速したんだ。
しかしそこに落とし穴があったんだ。
高重量での負荷を長年に渡ってかけ続けてる人は経験したであろう
関節へのダメージ、もしくは筋断裂等の怪我である。
俺は6年目辺りから肩周りに痛みを感じるようになった。
トントン拍子に駆け上がってきて一気に停滞期間に入る。
当時はデッドリフトでバランスを崩し、右膝を痛めた時期でもありトレーニングで
怪我だらけってのは本末転倒だわな(苦笑)
フラットベンチプレスで150㎏挙げられるようになったのも、丁度この時期。
6年目のシーズンだったな。神経系の伝達経路が一気に繋がった感覚だ。
まるで己の体が放電してるんじゃないかと思うほど力が漲ってた。
最初のピークが訪れたんだ。
俺は痛み始めた肩をだましだまし庇いながら7年目のシーズンへと突入する。
地獄が待っている2004年へと…
続く(笑)
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- 2011/10/21(金) 23:24:57|
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